近所(地元)でバイト探しをするメリットやデメリットって一体?

アルバイトやパートをする場合、近所・地元でのバイトを考えていませんか?同じ働くのであれば遠くで働いてみたい、と思う方もいるかもしれませんが、ある程度の方は「できれば家近くで」と考えてる人もいるでしょう。

そこで近所、地元でバイトをするメリットやデメリットについてご紹介してみました。メリットだけと思いがちですが意外にデメリットも多くなっているので、ご覧になってみてください。

近所・地元でアルバイトをするメリット

通勤が楽になる
コレが一番のメリットかもしれません。通勤がラクということは体力的や金銭的にも負担が軽減されます。バイトをして疲れた時に帰宅するまでの道のりが苦痛だったりするものです。

また、給与面でも変わってくる可能性があります。例えば、往復に2時間かけている方は、その2時間分多く働けるかもしれません。今の1日の給料に毎日2時間分の時給を足してみて下さい。ひと月でだいぶ給料が変わると思います。

気が楽になる
例えば毎日バイトで通勤時間が往復2時間かかってしまう、となると精神的にもキツイですよね。しかし家が近いと「帰りが面倒」など考えなくて済みます。

雨の日などですと遠い場所から家に帰るのってかなりだるいですよね。また風邪などを引いて「早く家に帰りたい」と思っている時などもすぐに家に帰ることができるので大きなメリットとなります。

時間を有効活用できる
例えば主婦の方など朝と夜は厳しいけど、昼間の時間帯だけならパートなどで働くことができる!という場合、短時間勤務となるでしょう。

この場合、勤務地が遠いのであれば時間的にも厳しいかもしれませんが、地元などですとすぐにバイト先まで行くことができるのです。

企業側のメリット
やはり「交通費」を支払わなくても良い、というのが大きなメリットでしょう。従業員全員に交通費を支給しているのと、従業員の半分に交通費を支給している場合などでは全く違います。

また残業なども気軽に頼めるというメリットがあります。そして家から近いと急なシフト変更なども対応してくれる可能性がある、というのもメリットとなります。

その他
職場にもよりますが、休憩が家で取れるかもしれません。歩いて4~5分以内など本当に近くの職場ですと家での休憩を許可している中小企業もあるようです。

そうすると休憩時間を利用して、家の用事を済ますことも可能です。また性格や職種にもよりますが、友達や知り合いが遊びに来てくれて楽しいという方もいます。

近所・地元のバイトでデメリットは?

知り合い・友人に出会う確率が高い
この問題は人それぞれだと思いますが、比較的「嫌だ」という意見が多かったのでデメリットとしました。

多くの方が家の近くで働くことを避ける理由として「知り合いに会いたくない」「どこでアルバイトしているかバレる」という意見が多いです。

特にかしこまった店での接客など、いつもと違う自分を見られるのは誰でも恥ずかしいと思います。

バイトを辞めた時
例えばきちんとした理由(学校を卒業して正社員で働く)など、円満退社が出来れば問題ないのですが、上司とのトラブルでバイトを辞めた、同僚などバイト先での人間関係が理由でバイトを辞めた、などこのような場合は、地元なので良くバイトの関係者と出会ったりします。

その場合とても嫌な雰囲気になってしまうのがデメリットになります。また理由にもよりますが、アルバイトを辞めた後だとその店を利用しにくいという方がほとんどだと思います。

今後も日常的に利用していく店でのアルバイトは、避けた方がよいかもしれません。

遅刻の言い訳がしにくい
家が近い場合、遅刻の言い訳が難しいです。電車やバスを利用していれば、多少の遅れはごまかせるかもしれませんが、2~3分遅刻した場合、まず寝坊だと思われます。

ですが家から遠い場合でも遅刻は遅刻ですので、そこまで意識しなくても良いかもしれません。

バイト先から連絡が来やすい
例えば忙しい時期に差し掛かっていて、欠員が出た場合にやはり近所に住んでいると電話連絡などあったりします。

「悪いけど頼むから出勤してくれない?」など言われる可能性だってあります。当然ですが断る事だって出来るのですが、何度も断ると勤務中の空気なども自然と悪くなっていったりするので微妙な所です。

ですがこちらも頻繁にあるという訳ではないので、そこまで気にしないでも大丈夫な問題です。

その他では、高校生でバイトを禁止されている場合、学校の近くだとバイトがばれる可能性があります。例えばコンビニで働いていたら、担任の先生が買い物にきてバレてしまった…なんて話もあります。

職場が家近くだと採用に有利?

職場が近所だとバイトの採用に有利になるのでしょうか?企業にもよりますが、実際そこまで影響はないケースがほとんどですが、あまりにも家から遠い場合だと不利に働く可能性があります。

そうなると家から近い方が無難だとは言えるでしょう。また「交通費支給有」となっている求人の場合は、家が近いと交通費が発生しないケースが多いので、雇う側からすると他の応募者より評価が高くなることが多いです。

家が近いからという理由で採用が決まることは無いと思いますが、面接ではアピールしたい大きなポイントです。しかし、履歴書の志望動機には書くべきではありません。

また女性の場合、アルバイトの終わる時間が夜遅く、そこから遠くの家まで帰るとなると店や会社も心配になるのが当然だと思いますので、このような点でも家から近いということは有利になりそうです。

結局バイトは近所か遠く、どっちがいい?

近所や地元でのバイトはこのように利点があったり、人によっては嫌に感じるデメリットの部分が大きかったりしますが、基本やはり地元でのバイトはお勧めです。

貴重な時間を無駄したくない学生の方や主婦の方には、近所など家の近くのバイトやパートは特にメリットが感じられる可能性が高いです。ですが職種などはきちんと選んだ方がベストでしょう。

例えば「友人や知り合いに合うのが嫌」と思っているのであれば、接客業など人と接するようなバイトは避けて、内勤など外部の人と接する機会の少ないバイトを選んでみてはいかがでしょうか。

このように職種などは良く考えてからバイトをするというのが理想です。また嫌な部分を取り除く為にも、バイト先が近所ですと下見に行くのも気軽に行けるので、まずは下見に行ってから考える…ということも出来ます。

地元でのバイトはメリットの部分が多い傾向ですが、悪い部分も少しあるので良く考えてからバイトをするかどうか決めるといいでしょう。

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