バイト応募の電話のかけ方はとても簡単!抑えておきたいポイントを紹介
バイト応募をする際の電話のかけ方ってすごく難しく考えてしまいがちですよね。電話では失礼のないように喋らないといけないので言葉遣いなどが心配。
また初めてのバイトで凄く緊張して上手く喋れるかな…とか受け答えはどんな風にするのがいいのだろうか?など様々な疑問があると思います。
しかし実際は難しいことなく簡単にできます。ちょっとしたポイントを抑えておくとスムーズに電話連絡ができますので、ココではスムーズに電話ができるように例文などを交えながら解説したいと思います。
電話をする前にまずは準備!
バイト応募の電話をする時はまず事前に準備をしておくことがポイントとなります。もし電話で聞きたいことがある場合、または相手より何か言われた場合役立ちます。
ココでは準備しておくと便利な物などを挙げてみました。
メモとカレンダー
電話をする前に、メモとペンは必ず用意します。電話に出た方の名前、面接場所の指示、求人の補足説明等、頭の中だけでは覚え切れない可能性が十分にあります。
特に電話をしている相手の名前は重要です。もし電話が切れてしまった場合、相手の名前がわからないと取り次いで貰うのに時間が掛かります。
日付と曜日の確認が出来る様、カレンダーも手元に準備しておくとよいです。
面接日を決める際、担当者が違う月のカレンダーを見ながら「○日の△曜日」と言ってきた際、日付と曜日が一致していない時にすぐ指摘できるので誤解を防げます。
求人内容のコピー(メモしたもの)
複数の求人を検討していたりすると、色々な情報が混ざってしまうことがあります。電話を掛けた先と頭の中にある求人が違わない様、今一度確認しておきましょう。
電話をする際に、求人内容のコピーなどを手元に用意できたら尚よいです。当たり前ですが、質問がある場合、求人に書かれていることを質問しないようにします。
また、ネットで調べられそうな事でしたら自分で調べましょう。
電話を掛ける場所
最近では携帯電話を使用する方が大半だと思います。もちろん、自宅の固定電話でも問題ありません。
応募の電話をする際は、通信状況がよく、周囲の騒音がない場所を選んで下さい。人の往来の多い学校や駅、電車が通る場所は避けます。
家庭の事情にもよりますが、自宅で電話をするのが一番静かでよいと思います。注意点として、携帯電話で掛ける前に非通知設定になっていないか確認して下さい。
番号非表示で応募するのは、応募先に対して大変失礼です。
聞かれそうな基本事項のメモなど
面接の日時を決める前に、いくつか質問をされることが一般的です。希望職種、面接可能日時、勤務開始可能日、質問事項等をまとめておきます。
頭の中だけでなく、紙に起こしておいた方がスムーズに応えられると思います。また、現住所と連絡先(携帯電話)がスラスラ言えるか確認して下さい。
実家住まいなら問題ないと思いますが、引越しをして間もなかったりするとすぐ出て来ないと思います。携帯電話も番号を変えたばかりだと記憶していないと思います。
電話のかけ方について解説
応募先の電話のかけ方ですが深く考えなくても大丈夫です。ポイントさえ抑えることができればすごく簡単なことです。電話のやりとりの例を載せてみましたので参考にしてみてください。
まずはどこのどんな求人を見て電話しているのかを伝えます。同じ会社や店でも、複数の求人を出している場合があります。
また、求人媒体によっては求人毎に番号を付けている媒体もあり、応募の際はその番号を伝えて下さい。おそらく電話に出た方も、アルバイトの応募とわかった時点で担当者に繋いでくれると思います。
続いて
と言うようにします。その際、求人担当者の役職や部署もわかっていれば伝える様にします。また担当者名は求人詳細ページに「担当:〇〇」と記載している場合が多く、求人をチェックすると分かる場合があります。
もし出なかった場合(担当が不在の場合)
通常、担当者が直接電話に出るケースは稀で、取り次いで貰う必要があります。その際に担当者が不在ということはよくあることです。
など伝え、改めて電話をするようにしましょう。
またこちらから掛け直すのか、担当者からの連絡を待つのか、別の電話番号に掛け直すのか、指示を聞き逃さない様、メモを取る様に準備しておきます。
いつ掛け直せばわからない時
場合によっては「いつ掛け直せばわからない場合」があります。電話に出た方が、求人の担当者のスケジュールを全て把握しているとは限らないので、具体的な指示が出せないこともあります。
この場合再度適切な時間に掛け直します。「では改めて○○日の××時頃に電話します」と、次にいつ電話するのかを相手に伝えておくことが大切です。
もしかすると電話口の方が担当者に伝えて、相手から折り返しが来るかもしれません。
折り返し電話をくれる場合
また「今担当が留守ですので、こちらから折り返しお電話差し上げます」と言われる場合もあります。この時、いつ折り返しの電話が来るのかわかればよいのですが、正確な日時がわかることはほとんど無いと思います。
この場合は、こちらの電話に出れない日時を伝えておくことが大切です。折り返しの電話に出れなかった場合にはこちらから折り返すことを伝え、掛かってる電話番号を予め確認出来ればスムーズに連絡が取れると思います。
また、折り返すと言われた時間に掛かって来ない場合もあります。その際は、翌日にこちらから連絡をして、電話を貰う予定になっていたことを伝えれば問題ありません。
担当がいた場合(対応してくれた場合)
まず、現在バイトをまだ募集をしているかどうかを尋ねます。
とこのような感じで一度募集をしているかどうかを聞きましょう。この時に「募集は締め切りました」と言われた場合は残念ですが、諦めて違うバイトを探した方がいいです。
まだ募集をしている場合、応募したい旨を伝えたあと、複数の職種がある場合はどの職種が希望なのか伝える様にします。
ココでは担当者から求人内容の確認や説明、質問がないかどうかを聞かれるかもしれません。ここまでで特に問題が無ければ恐らく面接日時の設定という流れになるでしょう。
面接日時は相手から指定された日時が無理な場合、こちらの希望日時を伝えるのはかまいませんが、あくまで相手の都合に合わせる様にします。
とか
など言われると思います。相手から希望日時を聞かれてきた場合、複数の日時を伝える様にし、最終的には相手に決めて貰います。
もし相手の日程が無理な場合は、
など伝えましょう。
日程が決まった場合は、
と言うのがいいでしょう。この時、日時はこちらからも言うようにします。2回(復唱)することにより、トラブルなどを避けることが出来る可能性が高い為です。
その後は履歴書以外の持ち物などや、気になる質問などを聞いて不明点が無ければ終了です。
電話を切る前にお礼を忘れずに言います。また、電話は相手が切るのを待つ様にし、5秒程待って切れないのであれば「失礼します」といって切りましょう。
このような流れで電話をするのですが、やはりどうしても電話での応募は緊張してしまうので無理!という方は、求人サイトの「ウェブ応募」という方法で楽にバイトに応募することができます。電話をしない方法でバイト応募したいならWEB応募がお勧めです。
電話での会話の流れ(サンプル)
それでは会話の流れの一例について紹介します。電話連絡の際は様々なパターンがあると思いますので、もちろんこの他にも違うことを言われるケースなどもあります。
担当者:
お電話ありがとうございます。
〇〇店の〇〇と申します。
自分:
お忙しいところ失礼します。
○○(求人媒体)に掲載されている求人を見てお電話しました。
△△と申します。
担当者様はいらっしゃいますでしょうか?
担当者:
はい、
担当の〇〇です。
バイトの件でしょうか?
自分:
○○(求人媒体)に掲載のバイトの件で
ご連絡させていただきましたが、
現在バイトの募集をまだされていますでしょうか?
担当者:
はい、
まだ募集をしております。
ではお名前をご年齢、ご職業についてお聞きしたいのですが
自分:
〇〇〇〇(フルネーム)と申します。
年齢は〇〇歳になります。
職業は学生です。
担当者:
それでは面接に一度来て頂きたいのですが、
〇月〇日の〇時など、
ご予定は大丈夫でしょうか?
自分:
はい、大丈夫です。
〇月〇日の〇時ですね。
是非面接をお願いしたいですのでよろしくお願いします。
担当者:
それでは当日ですが、
履歴書を忘れずに持ってきてください。
また場所ですが当店で行いますのでよろしくお願いします。
自分:
かしこまりました。
貴社へ伺わせていただきます。
本日はお忙しい中お時間を割いていただきありがとうございました。
担当者:
いえいえ、とんでもございません。
それでは当日はよろしくお願いします。
失礼します。
自分:
はい。
よろしくお願いします。
失礼します。
ここまでかしこまらなくてもいいかもしれませんが、気をつけたいのは「丁寧に喋る」ことです。まずないと思いますが、相手に不快な思いをさせるような言葉遣いなどはNG。
敬語を使って喋るレベルで基本大丈夫ですので、どんどん電話応募にチャレンジしてみてください。また電話では「服装」など気になる事について聞いてみるのもいいでしょう。もし気になるのでしたら以下のページも読んでみましょう。
→バイト面接でカバン・バッグはどんな物が理想?リュックだとダメ?
→バイト面接の時に履く靴はどんな靴がベスト?NGな靴ってある?
電話をかける時間帯はいつがベスト?
まずは応募する求人に、問い合わせや電話応募の受付時間の記載が無いか確認します。記載の無い求人が多いと思いますが、記載がある場合はその時間内に掛ける様にします。
おそらく、いつ電話したらよいか迷うのは、営業時間のある接客サービス業のアルバイトに応募する場合が多いと思います。営業時間のある仕事といっても、職種や業種によって電話すべき時間帯、避けた方がよい時間帯は様々です。
またどの求人に応募する場合でも、営業時間外や就業時間外に連絡することはやめましょう。常識がないと思われます。また、24時間営業や深夜営業をしている場合でも22時以降の連絡は控えます。
コンビニ
店によって忙しい時間が異なることの多いコンビニですが、6~9時、12~14時、18~20時を避ければほぼ大丈夫です。
ファミレスなど飲食店
多くの店で忙しい時間はほぼ同じです。11~14時と18~21時は避ける様にします。15~17時が一番電話が繋がりやすいと思います。
カフェ(朝早くから開いている店)
6~9時、12~14時、18~21時は忙しい時間なので避けます。電話を掛けるのは朝のピークが過ぎた10~11時、14時~17時がよいです。
アパレル、雑貨
休日は忙しい店が多いので避けます。電話をする時間は平日の14時~16時頃がよいです。平日でも17時以降は忙しい傾向にあるのでので避けましょう。
居酒屋
営業時間が夕方から深夜若しくは早朝迄の店が多い居酒屋ですが、金曜日は一週間の中で一番忙しいので避けます。他の曜日でも18~20時の連絡は控えます。
店や会社によりますが、営業開始の1時間前が一番繋がりやすいと思います。
パチンコ
11~12時、若しくは15~17時がよいです。開店直後と閉店前が忙しいので、この時間帯は避けましょう。
デスクワーク、事務職等
朝礼等で忙しい場合が多い9~10時と昼休みの12~13時は避けます。一般的な会社では11~12時、14~16時が一番繋がりやすいと思います。
その他に多い求人として、派遣型のアルバイトがありますが、派遣会社への電話は、早朝、昼休みの12~13時、就業時間外であれば何時でも大丈夫です。
またウェブ応募だと電話をかける時間帯などを全く気にしなくても済みます。もし「面倒だな…」と思うのであれば、web応募の方がいいでしょう。
WEB応募ですと24時間いつでも応募できるので、時間を気にしたくない方へお勧めです。
電話をする上で気をつけたいこと
第一印象が大切!ハキハキ答える
明るくハキハキ答えることを意識します。声の大きさは、自分では「大きすぎるかな?」と思うくらいが丁度よいと思います。
敬語の使い方も、自信が無い場合は電話を掛ける前に確認しておきます。応募者が多い求人等、電話の第一印象で不採用になることもありますので、出来ることはしっかり行いましょう。
途中で電話が切れてしまった時
話の途中で電話が切れてしまうのはよくあることです。電話が切れてしまった時は、相手の都合で切れてしまった場合でも、こちらから電話を掛け直してお詫びをするようにします。
相手の原因で切れてしまったとしても、そのまま放置して相手からの電話を待つのは止めましょう。初めの電話はこちらから掛けているので、掛け直さないのは失礼です。
途中で電話が切れてしまうと、焦ってしまう方もいると思いますが、それが原因で不採用になることはまず無いので、落ち着いて掛け直しましょう。
掛け直した際ですが、担当者でない方が出る場合も多々ありますので、先程の続きだと思って一方的に喋らず、相手が誰なのかをしっかり確認して下さい。
電話の呼び出しは何秒がいい?
呼び出しのコール数に関して、どのくらい鳴らしても失礼にならないかを悩む方も多いと思います。
目安として、飲食店等で電話を取れない状況が考えられる場合は10コールまで、その他の業種は6コール鳴らしても繋がらない場合は一度切りましょう。
また、留守番電話に切り替わることも考えられます。留守番電話には、名前とアルバイトへの応募の電話であったことを伝え、再度連絡する旨を入れておきます。
その際、いつ頃改めて電話をするのかも伝えておきましょう。