バイトの面接でカラコンはしない方がいい?実際の所どうなの?
少し前までは、カラコンというと若い女性がオシャレにするものというイメージがありましたが、昨今ではもはやファッションの一部となってきており、女性の間では当たり前の物となってきている傾向にあります。
カラコンと聞くと目の色を変化させる、濃い色合いのものしかないと思いがちですが、実際はナチュラルカラーといわれるブラウンやブラック、グレーなどもあります。色によってはかなり印象が変わるため、皆さんなりたいイメージに合わせて選んでます。
さて一般的に見て、なりたい自分になれる・メイクするよりも目が大きく見えるなど、見た目にプラスの効果があるカラコンですが、バイト面接の時などに装着するのはOKなのでしょうか?
今回は、この辺りを面接を受ける側と採用担当者側の考え方や意見から、実際どうなのかを探ってみたいと思います。
バイトの面接時にカラコンはあり?なし?
「バイトの面接の時でもカラコンをつけていたい」と思う女子も多いでしょう。しかし結論から言うと基本的に面接の時はカラコンをしない方がいいです。面接官によっては「常識がない」と思われても仕方ありません。
若い女性の意見では「目がくっきりとして良い印象になる」などカラコンに対してプラスと考えている人の意見が多いですが、逆に30代以上の女性や特に男性は「見慣れないから不自然と思ってしまう」という意見もあります。
他にも「ナチュラルな色以外は微妙」など、このような印象を持つ人もいるということも分かってきました。カラコンを「どう思うか?」についてはかなり偏りがあるように思えます。個人によっては年代・性別に関わらず、印象がかなり違うということですね。
ここまでの意見からもお分かり頂けるように、人によっては自信につながる程のプラス効果があるにも関わらず、まだまだ一般的には浸透していない状況となっています。
そうなると面接の時にカラコンを装着するのはやめておくのが無難です。また、履歴書に貼る写真もカラコンを外した写真の方がいいでしょう。
なお、履歴書に貼る写真について不安な時は参考ページがございますので、もし気になるのであれば一度チェックしてみてください。
→バイトで履歴書に証明写真は貼る?また写真の服装や髪型はどうすればいい?
採用担当者はカラコンの事をどう思ってる?
では採用担当者(面接官)はカラコンについてどう思っているのか、例えば以下のような声があります。
- 職場では清潔感のある身だしなみが求められるため、カラコンをして面接に来られるとどういうつもりなのかと思ってしまう
- 目力よりも気にしなければならないことがある
- メイクは社会人としての身だしなみで、カラコンはおしゃれのためだと考える
- カラコンをしていても常識的で自然な感じなら良いが、不自然な印象だと常識がないと判断する
- アピールとしての好感があっても、似合っていないようだとマイナス
など、明らかに手厳しい意見がほとんどでした。やはり、服装・身だしなみからも職場にふさわしいかを見極めようとする、採用担当者の真剣さが伝わってくるようですね。
また若い方も面接の時のカラコンについては厳しい意見が比較的多いです。
- おしゃれに自由なアパレルバイトでもダメな所があるので普通のバイトでは厳しいかも
- カラコンをして面接は常識がない
- ナチュラルで自然なやつだとまだマシかもしれないけど、面接の時はおすすめできないかな
- 採用されてからカラコンをしたらいい
などカラコン世代の若い人もこのような意見があり、面接の時はカラコンを使わない方がいい、と思っている人が多いことが分かりました。
出来ればカラコンは外して面接に挑もう
このように見てきますと、バイト面接といえども社会的立場なのだと痛感しました。「社会的に」というのが問われているということですね。
女性から見ると、単におしゃれに見えるしコンプレックスをカバーしてくれる必須アイテムになっている人もいるでしょうが、バイト面接の際は職種によっては厳しいということが言えますね。
ちなみに、有名なコーヒー店・ドトールではカラコンは禁止とのことです。お客様に対して、違和感や不快感を与えないためなのですが、人によって受ける印象が異なることを考えると、納得できますね。
しかしバイトの面接の時にカラコンをするのはダメ、という訳ではありません。カラコンをしているから不採用!ということは少ないです。
カラコンをして面接を受かった人もいますし、最終的には良く考えてからご自身で決めるといいでしょう。
ただ一般的にも社会的にも、全ての人から認められているわけではないので、面接という場ではカラコンを控えた方が無難と言えるのではないでしょうか。