こんな事聞かれるの！？コンビニバイトの面接でよく聞かれる質問とは
高校生や大学生など学生さんに人気のあるバイトとして「コンビニ」があります。また店舗数もコンビニは多く、バイトをするのも近くのお店でバイトが出来る可能性だってあります。
そんなコンビニバイトですが、出来れば何とか面接でうまくいきたいと思っている人は多いです。また面接など初めての人は「よく聞かれること」はどんな質問が多いのか？という疑問もあると思います。
そこで今回はコンビニバイトで良く聞かれる質問についてご紹介します。良く聞かれる質問については、コンビニバイトではないバイトでも聞かれることも結構あるので参考にしてみてください。
面接で冷静になれるように、ある程度準備しておくといいでしょう。
殆ど聞かれる質問はシフトの希望
シフトの希望は採用基準の大きなウェイトを占める部分です。たくさんシフトに入れる、丁度足りていなかった時間が希望、週末はフリーで入れる等、シフト貢献度の高い人ほど採用される確率は高いです。
勤務時間帯は大きく日勤、夕勤、夜勤に分けて募集されている求人が多く、コンビニバイトは「17時～22時」など具体的に人手が欲しい時間が書いてある場合がほとんどなので、その中からどの時間で働けるのかをしっかり伝えます。
「基本どのような時間帯でもOK」という方はアピールするポイントになりますが、週何日出勤、月にいくら稼ぎたい等、ある程度希望を伝えておかないと、店の都合に振り回されることがあるので注意が必要です。
勤務日数や時間帯などは正確に伝える
働ける日数、曜日、時間に関しては採用する側としては非常に重要なポイントです。面接時と話が違うと後々トラブルになりますので正確に伝える必要があります。
「絶対に出勤できる曜日と時間」と考えると難しいかもしれませんが、最低でもある程度は出勤可能な曜日と時間を伝えることができる状態にしておきましょう。
「予定がわからない」という方もいると思いますが、そういう方はコンビニに限らず、そもそもシフト勤務の仕事には向いていません。よっぽど人手不足の店でないと採用は厳しいと思います。
またコンビニだけではありませんが、接客業は特に週末が人手不足という店が多いので、土日祝日に働きたいという方は採用されやすいです。
逆に店の方から「○曜日は出れないの？」等と聞かれることもあります。その場合は無理な理由をしっかり伝え、印象が悪くならないよう心掛けます。
志望動機もよく聞かれること
志望動機ですが正直な理由として「他の仕事よりラクそう」「深夜の時給がいいから」という方もいると思いますが、仕事に対する意欲が感じられないネガティブな理由は控えておくべきです。
「近所だから」という理由もあまりよくありません。実際、たくさんあるコンビニの中から「その店で働きたい」という理由は頭の中だけでは中々見つけにくいです。
オススメは、実際にその店に来店し、接客を受け、よかった点を探して志望動機に変えるという方法です。
「従業員同士の仲がよさそうで楽しく働けそうだから」
「店がキレイ」
など、探せば結構出てくると思います。他にも「人と接するのが好きだから」「接客を通じて社会勉強をしたい」等、でもいいと思いますが、意外とウソや取り繕ったような理由は見透かされる可能性もあるので、心の底から思っている場合意外は止めておいた方がいいかもしれません。
しかし「高校生になって買いたい物があるのでお金を稼ぎたい」という単純な理由で、面接を受けて採用された方もいます。
結局は面接官の考え方も入ってくるので何とも言えない部分もありますが、出来るだけしっかりとした志望動機を伝えるのがいいでしょう。
バイトをいつから始めれるか
「いつから勤務できる？」という質問はかなり多いです。もちろん答え的には「すぐにでも働くことができます」と伝えるのがベストになります。
実際人手不足の場合、明日からでも働いて欲しいという店もあります。このように店の都合と自分のスケジュールが合えば特に問題ありませんが、難しいのは在職中の場合です。
現在のバイトを退職してから入るつもりの場合、退職日を決めてから面接に行くのがベストですが、次のバイトが決まっていない状態で、今のバイトを辞めるのは怖いという方も多いと思います。
店側もある程度は考慮してくれますが、長くても面接日からひと月待ってくれるかどうかだと思います。面接では採用が決まり次第すぐに退職日を決めることを伝え、極力店の都合に合わせる姿勢をアピールすることが重要です。
「今月は今のバイトが休みの時なら来れます」等のやる気を見せるのもよいです。なるべく早く勤務が開始できる状態にしてから面接にいくべきですが、心配な方は応募時にいつから勤務出来るかを伝えておいた方がよいです。
また「バイトの掛け持ちOK」で応募した場合でも、極力お店の都合に合わせるようにしておくといいでしょう。
週何日・何時くらいから入ることができる？
シフトを組むうえで重要なのが曜日や時間帯になります。一番いい答え方としては「何日・何曜日でもOK」「なるべくたくさん入りたい」など伝えてくる方は印象がよくなります。
また具体的に勤務時間帯や何曜日に入れるか、あらかじめ分かっているならはっきり伝え、その中で週に何日働きたいのか伝えるのがベストです。
コンビニ求人の中には「週一日～OK」となっている求人もあるので、店によってはたとえ週一日勤務希望でも、確実に入れることがわかっていれば採用の可能性はあります。
どれくらい入れるかは毎週変わるので分からないという方もいますが、そういう方はシフトの目処がつかないので採用されにくい可能性があります。
また固定シフトを希望するより「勤務可能日(曜日)の中で毎週変動してOK」という方がシフトが組みやすくなるのでお勧めです。
コンビニは24時間営業が基本なので、年末年始、ＧＷ、お盆も当然アルバイトは必要です。面接時に確認されると思いますが、もしこれらの期間の勤務が難しいのであればしっかり伝える必要があります。
通勤にかかる時間はどのくらい？
質問の意図はいくつかありますが、当然家から店まで近いほうが採用されやすいです。通勤に時間が掛かると、特に若い女性や高校生の場合ですが、夜遅くにアルバイトが終わってから遠くの家まで帰るとなると店としても普通は心配します。
そして家から遠いと帰宅時間を考慮すると残業もお願いしにくくなります。
また交通費が支給されないことが多いコンビニのアルバイトですが、交通費支給の場合、当たり前ですが交通費が発生する方よりは徒歩で通勤できる等、交通費が掛からない方が採用されやすいです。
さらに急な欠勤が出た場合「家が近い＝すぐ来れる」という可能性があるのでお願いされやすいです。コンビニのシフトは必要最低限の人数で組んでいる店がほとんどで、ひとりでも欠勤が出ると店が回らなくなってしまいます。
家が近く、急な欠勤が出た場合に相談出来るとなれば非常に貴重な存在になるので、採用される確率も高くなります。
バイト経験や辞めた理由
この質問は今までどんなアルバイトをして来たのかを確認することで、適性があるのかを確認しています。
コンビニに限らず、接客やレジの経験があれば未経験者より教えるのがラクになりますし、有名なチェーン店等、職場環境がしっかりしている(ルールが厳しい)会社で長期間の勤務経験があれば、しっかり働ける人だと判断出来ます。
店によってはコンビニの勤務経験がある方は即採用という場合もあります。実際、業務内容はどこのコンビニ会社でもあまり変わらないようです。
前のバイトを辞めた理由を聞かれる事もある
バイトの経験はあるか？と併せてよく聞かれるのが「辞めた理由」です。正当な理由があればそのまま伝えるのが一番ですが、正直に言った方がよいのか判断しかねる場合も多いと思います。
ウソはダメですが、本当の理由を言う必要もありません。「従業員が多くてシフトに入れなかったから」「頑張っても時給が上がらないから」等、働く意欲が伝わる理由を答えるようにします。
尚、過去に他のコンビニで働いていたという場合、辞めた理由を以前勤めていた店に確認している店もあるようです。当然、退職理由が不正行為(クビ)だと採用されることはほぼないです。
給料の使い道について
この質問は、給料が生活費なのかそうでないのかという部分がポイントです。採用する側からすると、学生がお小遣いを稼ぐために働く場合はあまり気にしませんが、稼いだお金が生活費となると普通は慎重になります。
一般的に、希望する給料を稼げるほどシフトに入れてあげられない場合、ほとんどの店は採用しません。もし、採用しても生活費に困るほどしか働けないと分かれば、すぐに辞めてしまうのは目に見えているからです。
そうならないためにも、生活費を稼ぐ目的で応募しているのなら、採用された場合はどれくらいシフトに入れてもらえるのか自分から確認し、希望と隔たりがあるのなら選考を辞退するという考えの方がよいと思います。
また、高校生や実家暮らしの大学生等、明らかに生活費のためのバイトではないと分かって質問することもあります。この場合は性格診断程度の意味合いしかないと思われます。
「将来のために貯金がしたい」と言えば印象がよくなるかもしれませんし「遊ぶお金が欲しい」と言えば、不真面目に思われる場合もあります。
正直に答える必要はありませんので、印象がよくなる答えを準備しておくことに越したことはありません。
まとめ
このようにコンビニバイトの面接では良く聞かれる質問として様々なことがありますが、殆どの質問が他のバイトの面接でも聞かれるようなことが大半です。
コンビニバイトの面接でしか聞かれないような質問をされることは、滅多にないのでどんどん面接にチャレンジするといいでしょう。
バイトの経験がある方はそこまで不安にならなくてもいいかもしれませんが、バイトをしたことがない方は聞かれることについて理解しておくといいでしょう。
