アパレルバイトの評判口コミって極端じゃん…大変・ブラックな点とか一挙紹介

アパレル系の仕事は昔から憧れていた職業、という人も結構います。そしてバイトできる年齢になってから、実際にアパレル業界でバイトをする人もいるでしょう。

しかしアパレルバイトは様々な噂などを聞いた人もいるでしょう。「かなり過酷で大変」「ブラック過ぎる」「ノルマがキツイ」など嫌な噂なども流れたりしています。

では現実はどんな感じでしょうか?ココでは実際にアパレルバイトを経験した方の評判や口コミについて触れていきたいと思います。

アパレルバイトの評判・口コミ

バイトして良かったという口コミ


アパレルショップでバイトをしていたのですが思っている以上に快適でした。
巷で良く聞く「売上目標」ですが確かに売上目標などはあったのですが、この目標に達しなかっても「まあ仕方ないか」ぐらいのレベルで厳しいことなどなかったです。
バイトも社員さんも仲良く仕事ができ、また違うブランドの話などで盛り上がったり、コーディネートはこうして・・・など興味のある話をして楽しんだり、毎日バイトに行くのが楽しかったです!
土日が一番忙しいのですが、土日になると良く「コーデのアドバイス」を求められるのでそれが楽しかった。アドバイスをしてお客さんが喜んでいる姿をみると、とても嬉しかったです。

服屋のバイトは率直には楽しかったです。バイトをしていたショップの服が好きだったので、毎日その商品に囲まれて仕事ができることが幸せでした。
日々服が好きなお客様と会話ができることもとても刺激的で、常に新鮮さを持ってバイトをすることが出来て本当に良かったです。また、マネキンに着せる服のコーデを考えないといけない時なども楽しかった。
周りのスタッフに「どう?」などと聞き色々な反応があり、コーデの知識なども身に着けることができたのもバイトをしたおかげです。
また、私がバイトしていたお店は服装自由だったので、服代などかかることはありませんでした。この点についても良かったと思います。
唯一キツイ点を挙げるとしたら、自分自身のコーディネートを毎日良く考えていた、という所でしょうか。売り場に立ってダサい恰好ではいけませんので。

自分が好きなアパレルのショップで働いてみて、メリットしかない!と思いました。商品の整理をしていても、新作でこんな商品が入ったのか、などすぐに把握できるのが嬉しい。
また学生バイトだったのでそこまで服にお金をかけれなかったのですが、社割が何回でも使えるので好きな安い服を買っていて私服でも着ることができるので一石二鳥でした。
もちろん好みのデザインの服が入荷した時は、本来なら陳列しなくてはいけないのに、一部の商品はこそっと「お取り置き」しておき後で購入、ということもありました。
デメリットとしたらコーデの研究の為に、ファッション雑誌などを良く買っていたことでしょうか。雑誌代がかかってしまっていたのがデメリットになるかな。

アパレルのバイトは特に接客が好きな方にはかなりお勧めできると思います。アパレルの接客って普通の接客とは違い、お客さんに親しみやすさを感じてもらう接客というのでしょうか、最後まで満足してもらうような接客になると思います。
そのような接客が好きな人にとっては最高のバイトになるでしょう。実際私も接客が好きでアパレルのバイトをしていたのですが、都市部で働いていたので来客数は凄く多いのですが、やりがいを感じることができました。
逆にお客さんが少ない店舗ですと、やりがいを感じられないかもしれませんが。またアパレルのバイトでも、事務の仕事もあるのでちょっと驚きました。
事務のバイトなどはほとんどないと思いますが、事務の業務でもたまには売り場にでて接客をしていましたので、接客は必ずしなくてはいけないですね。

バイトして微妙だったという口コミ


私が大学生の頃ですが、アパレルのバイトしてました。当時店長は凄く若く、5つ上ぐらいの女店長。しかし女社会だったので悪口だらけでとても嫌気がさしました。
本人がいない時に愚痴や人の悪口は当たり前。また立ち仕事がキツかったです。早番でも暗黙の了解で最後までいたり、学生バイトながら売り上げが低いと怒られることもあったのが驚き。
また土日以外の勤務日は1人か2人体制という、過酷な勤務体制でハードでした。服は好きだったので、色々な服を見たり着れたりするのは楽しかったですが、リーズナブルな服ばかり揃えている店なのに、お客さんに声掛けをしなければならないことも苦痛でした。

最初は憧れでバイトをしたのですが、実際バイトするとお店のものを着ないといけないルールだったので、毎月自腹で服を購入しないといけない状況だったので、収入はかなり減っていました。
しかもずっと働いていた(2年)のに時給も上がらなかった。またノルマとまではいかないが、個人の売上を計算されていたのでプレッシャーもありました。
売上がいい人はお客さんにコーディネートを提案してあれこれ買ってもらうのが上手だったね。服が好きなだけでは到底無理な仕事で、人への訴求力、提案力や頭の回転の速さが求められる仕事だと思う。

バイトをし始めた時は人間関係も良好、シフトも希望通りのシフトで「やっぱりアパレルのバイトをして良かった!」と思え、商品を買ってくれた時の喜び、嬉しさが楽しかったです。
しかしバイトに慣れてくると、やはり知らない方が良い「裏側」が見えてくるもので、特に「女社会」だったせいか、人間関係が一番きつかったです。
責任感の無さから簡単に休む人がいたり、いきなり突然辞めたりとシフトがぐちゃぐちゃになることもたくさんなりました。週休2日だった契約が4日しか休みが取れなかったりと、ブラックな箇所がたくさんありました。
社員、パート、バイト関係なくいじめがあり、周りの人も会社も見て見ぬふりでした。結果いじめられた社員さんは辞めたり、結構人間関係が大変で私も嫌だったのですぐに辞めてしまいました。

大手のアパレルショップでバイトしていました。おそらく、服が好きな人じゃないとできないと思います。
制服は基本的に自社の服を着るのですが、少しでもコーデがおかしかったり身だしなみがきちんとできていないと、すぐに注意されます。
バイトは立ち仕事で1日中だったしブーツを履くことが多かったので、いくら慣れていても足はかなり疲れます。
また、バーゲンの時など繁忙時がハード。特に手に取って見終わった服を元に戻す量が半端ないです。休みも平日ばかりなので好きでないと続かないと思います。
バイトを辞めた後、働いていたブランドの服が多くなったことだけが一番の良かった点かもしれない。

ただのバイトだったけど、社員さんには売り上げノルマみたいなものがあって、目標を達成できなかった時は結構バイトのせいにするような人もいました。
会社の上の人が来た時、濡れ衣を着せらそうになった時があったりと、正直凄くブラックな印象を受けました。今ではこのようなことはないと思うけど、当時社員はノルマを達成できなかった場合、自分で服を購入しないといけない、給料の減給など厳しいノルマがありました。
またバイトは決められた時間で出勤するだけでOKだったけど、店長・社員は開店の2時間前から出勤して、閉店後もサービス残業?と思われる、閉店後2~3時間残業をしてる姿を見たので大変そうだと思った。
バイトは残業などもなかったけど、正社員では絶対に働きたくない職業だと思いました。

私がバイトをしたショップは制服を用意してくれていたので店の服を買わずに済む、と思っていたのですがセールの時やイベント時は自社の服を購入して接客をしなくてはいけない、というルールみたいなものがあって、結局はある程度服を購入していました。
もちろん店のスタッフと服が一緒にならないように、売り出したいアイテムや入荷枚数の多いアイテムを考慮してスタッフで着用アイテムを決めます。なので好きな服を購入できるか、というのは微妙…。
また靴はピンヒールと決まっていて、これがかなり苦痛。立ち仕事なので長時間ピンヒールを履きながらの接客は大変。休憩時間も少なくもう二度とバイトをしたくないと今でも思います。

このような評判・口コミからアパレル系のバイトについて共通して言えることは、向き不向きがはっきりしている業界だと言えます。

接客が嫌いな方や立ち仕事が苦手な方は、向いていないバイトかもしれないです。

アパレルバイトの仕事内容って?

基本アパレルの仕事についてはそこまで難しいということではありませんので、比較的誰でもこなせるような仕事内容となっています。

接客
接客はその名の通り、来店されたお客さんに対して接客をします。ですが店舗によって違いがあり、大手などは基本お客さんから喋りかけてこないと対応しないです。

こちらからガツガツいくような感じになっている店舗は今では少ないでしょう。アパレル業界に関わらず「イメージ」というのが大切ですので、接客については昔のような感じではなく、落ち着いたような感じになっています。

裾直し・試着・サイズのアドバイスなどの対応などもあり、またコーディネートのアドバイスなども行います。バイトでもコーディネートのアドバイスをする場合があります。

レジ対応
商品のレジ打ちをします。レジは働くお店によって異なるので何とも言えないのですが、複雑なレジから簡単なレジまでいろいろと種類があります。

バーコードをスキャンするだけのレジなので簡単なのでは?と思ってしまうのですが、実はレジによって「返品」の操作方法など複雑なレジがあったりします。

単純なレジですと難しくないのですが、複雑なレジの場合は覚えるのに苦労します。

清掃
店内・店外を掃除します。また服の陳列棚などは埃が溜まっている場合があるので、陳列棚なども入念に掃除をします。

基本変わったような掃除などはする必要はありません。

商品の陳列・整理
お客さんが見た後のぐちゃぐちゃになった服を綺麗に折りたたんで整理をします。商品整理については「服をたたむのが難しそう」と思いがちですが、全くそのようなことなく凄く簡単です。

恐らく1日で慣れるでしょう。また商品が搬入された時に陳列をするのですが、これもただ並べたりするだけですので仕事としては凄く簡単です。

商品の在庫管理・発注
人気の商品や売れていない商品など在庫の管理をします。シーズンによって売れ筋アイテムなどありますので、在庫数が少なくなると発注をかけます。

ただ、この業務についてはほとんど正社員がするような仕事ですので、バイトの場合はしないケースがあります。

バイトで勤務中に着る服(制服)は?

一番気になるのがこれです。バイトをしている時、勤務先のブランドの服を着ないといけない?という疑問があります。

一応基本的に多くのお店では、自社ブランドの服を着て働いている場合が多いです。但し小規模な店舗の場合、セレクトショップなどは自由になっている場合もありますが、自由な場合でもそのお店のコンセプトや扱っているブランドに合うような服を選ぶ必要があります。

また「バイトで着る服は自費?バイト先で支給されるのか?」という疑問がありますが、自己負担になっているのがほとんどです。

ブランドショップの場合ですと定期的に服代の出費が必要な場合がありますが、それ以外の服装が比較的自由の店舗や安い服を扱っているような店舗の場合は、そこまで服代はかからないでしょう。

もし服代が気になるのであれば、ブランド系のバイトは避けた方がいいでしょう。ですが「憧れのブランドショップで働きたい」という意思があるのであれば、少々服代がかかっても面接を受けることをお勧めします。

新商品などすぐに身に着けることができますからね。ただ、ブランドによっては服が支給されるお店もあります。この辺りについては面接などで聞いてみるといいでしょう。

また人気の服などは、ある意味着ないようにする場合もあります。これは品切れになった時、スタッフがその服を着ているとお客さんからクレームが入ったりする為です。

もちろんですがバイトで着る服(自社商品)の場合は社割で買える場合がほとんどです。

社員割引について
多くの店でこの社員割引の制度はあるようで、一例ですが、店頭価格より3割から5割を引いた値段で買うことができます。

対象となる商品が制限されていたり「月にいくらまで」と限度額を設定していたりする場合もあるようですが、自分が欲しい商品を安く手に入れることができるのであればなんともうれしい制度です。

この社員割引の制度は店側にも利点があります。それは自社商品を着た姿を自らが店頭に立ちお客などにアピールできる点です。

棚に陳列されているだけの商品よりかは実際に商品を着ている姿を見せたほうが「きれいに着こなしている」「同じ服が欲しい」などとお客の目に留まりやすくなるため宣伝効果は高くなります。

社員割引とはいえ、もちろん安くなるからといって大量に買ってしまってはその分出費もかさんでしまいます。

「気づいたら給料の半分以上を服の購入費として充てていた」などということもあり得ます。自分のなかで月に買える限度額を決めたり、一つのアイテムをいろいろなパターンで着こなしてみたりと出費を抑えることにも注意が必要となります。

気になるアパレルバイトの時給について

大変魅力的な仕事のように思えますが、やはり気になるのはお金の話。一体時給はどのくらいなのでしょうか。

アルバイト情報サイトの求人情報の平均時給額はおよそ850円~1,000円となっていました。

ただ、同じアパレルの仕事とはいえ時給には地域差が当然あり、平均時給額が1,000円を超える地域はやはり関東圏が多いようです。

この時給を高いと見るか安いと見るかは判断が分かれるところですが「タウンワーク」ではアルバイト・バイト・パートの全国平均時給額は998円と紹介しており、華やかそうに見えるアパレルバイトの時給は決して高時給であるとは言えないようです。

一般的なバイトと同じレベル、という所でしょうか。またバイト以外の雇用形態(正社員や派遣)についてですが、派遣の場合は時給1000円以上(1000円~1200円)ぐらい、正社員は月収20万円前後という感じです。

ただの噂?ノルマって本当にあるのか?

営業職にノルマはつきものといっても過言ではありません。それ相応の売り上げがなければ会社としての利益が見込めないからです。

では、アパレル関係のノルマ事情はどうなっているのでしょうか。アパレルのバイトでグレーな部分と言えば部分ですよね。

実際はノルマというのは今ではほとんどありません。特にバイトの場合は社員とは違いノルマは無い、といっても過言ではないでしょう。

また今ではノルマというよりも「売り上げ目標」「販売目標」という言葉に置き換えられている傾向にあるようです。

本社などから売り上げ目標が示され、1日の目標、月トータルでの目標など、目標に達成するためにどうするか?などミーティングを行ったりして売上を改善したりする、という感じです。

目標に達しなかったらどうなるのかについては気になるところではありますが、あくまでも目標ということですのでアルバイトであれば、特に自費で自社商品を無理やり買わされるといったことは滅多にありません。

ただし、働いている店によっても判断が変わってくる場合もありますし、店長ともなると責任も重くなるため、仕方なく自分で購入…という場面も出てくるかもしれません。

実際に面接した時のやりとりを紹介!

面接をした時間帯:16時頃

曜日:火曜日

ショップ:個人経営のショップ

年齢:20歳(大学生)

住んでいる地域にあるファッションショップのホームページを閲覧していたら、ふと「バイト募集」という記載があったので以前からアパレルに興味が私は、すぐに直接電話、面接の予定を約束することにしました。

早めに行って外で時間をつぶし約束の5分程前に入店。入店したのだが、どこへ行けばいいのかわからずまずはレジのお姉さんの所へ。

すみません、本日面接をお願いしていた〇〇です。店長さんはいらっしゃいますでしょうか?
レジのお姉さん
はい、面接の件ですね、少々お待ちください。

スタッフルームっぽいドアより店長が出てくる

店長
お待ちしておりました。店長の〇〇です。ではこちらにどうぞ。

(奥のスタッフルームに案内され小さい部屋に向かい合ってデスクに座る)

本日はお忙しいところお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
店長
はい、よろしくお願いします。それではまず履歴書を確認させていただきます。

(履歴書を確認中)

店長
え~っと、以前はコンビニでバイトをされてたんですね、なぜお辞めになったんですか?
店長が変わってから店の雰囲気が変わって、勤務中の従業員同士の雰囲気がとても悪くなったのが理由で、また店長が変わってからシフトなどもうまく組めなくなってしまったのが辞めた原因です。
店長
わかりました。では、あなたの長所と短所を教えてください。
はい、わたしの長所は明るくて前向きなところ、失敗して落ち込んで、反省したらそれを次に活かそう!と前向き思考に切り替えます。短所は、忘れっぽいところです。なので常にメモ帳をもって忘れないように重要なことはメモ書きします。
店長
なるほど。今日もってるカバンうちのだよね?どうしてここで働こうと思ったの?
ここのブランドがすごく好きで…特にここのグッズはすごく好きなので発売したらすぐ買ってます。〇〇はもちろん好きなんですけど、ここの特徴的なデザインとかがすごく好みで…。またたまたまホームページを見たらアルバイト募集しているのを知ったので、応募しました。大好きなブランドで働きたいと思ったので。
店長
このブランドのファンの方でしたか、ありがとう(笑)
いえいえ、昔から好きなデザインなので…
店長
でも着ている服は違うブランドの服だよね(笑)
…(汗)
店長
うち以外に好きなブランドはなにがありますか?
〇〇とか〇〇です。〇〇は特徴的なカタチがすきで…
店長
あ~わかる(笑)はいはい、確かに特徴的ですよね。
〇〇はあのトレードマークがすきです。他には雰囲気が好きなんですけど、やっぱり総合的には(面接を受けているブランド)が好きですね(笑)
店長
分かりました。ではこの用紙に希望する勤務時間や曜日を書いて頂けないでしょうか?
はい、分かりました。
店長
あと、ゴールデンウィーク・お盆・お正月の期間で勤務可能な日をマルでうってください。
はい(マルをうつ)
店長
はい、お疲れさまでした。それでは1週間以内に採否の連絡をします。電話での連絡となります。以上で面接は終了となりますが、他に質問はありますか?
私が働く時間帯は何人ぐらいお店で働いてらっしゃいますか?
店長
この時間帯は僕と誰か一人かな。僕とバイトの子一人で2人とか。
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
店長
もう質問はないかな?
はい、ありがとうございました。
店長
それでは面接を終了したいと思います。本日は暑い中お越しいただいてありがとうございました。?
こちらこそ、お忙しいところをありがとうございました。
店長
では、こちらからどうぞ

(退出の案内をされる)

はい、それでは失礼いたします。出来ればご連絡をお待ちしております。本日はありがとうございました。

3日後に連絡が来て採用となりました。また面接については以下のページも参考にしてみてください。

バイト面接の時に履く靴はどんな靴がベスト?NGな靴ってある?

バイト面接でカバン・バッグはどんな物が理想?リュックだとダメ?

バイト面接で印象の良い髪型は?長さや色はどこまでがセーフ?

バイト面接でジーパンを履いていったらダメ?採用に影響する?

バイト面接の服装のギモン~好印象を与えるようなスタイルとは?

アパレルバイトのメリットとは?

時給だけを見たらアパレルで働くことに少しさびしさを感じてしまいそうですが、やはり「たくさんの服に囲まれながら仕事ができる」という点は大きなメリットと言えます。

特にファッションが好きな人にとってはそれだけで幸せを感じてしまうのではないでしょうか。

また、いろいろな商品を扱っていくうちにさまざまな知識やファッションセンスも身に付けることができます。

さらに、そうして得た知識を使ってお客へ提案したり相談にのってあげたりとコミュニケーション能力も磨かれることでしょう。

接客業全般に言えることなのですが、お客と最前線で接するうえでは特に見た目に気を付けていかなければなりません。

ましてやアパレル関係であればそこで働いている人が広告塔とも言える存在です。常に見られているという感覚がもてますので、ファッションに関して程よい緊張感をもって仕事をすることができるでしょう。

また先ほどもお伝えした通り「社員割引で服が買える」というのもメリットでしょう。好きなブランドの服がいつも「セール価格」気分で買えますので。

アパレルバイトのデメリット

では、アパレルバイトのデメリットとしてはどのようなものが挙げられるのでしょうか。いくつか挙げてみたいと思います。

立ち仕事がキツイ
やはり立ち仕事がメインであるという点が挙げられます。店頭に立つ以上、疲れたからといって休憩中以外は座れることもないでしょう。

お客さんの目もありますので勤務中に壁などによりかかるわけにもいきません。そしてヒールなど履く靴の種類によっては疲労度も異なります。

そういう意味では立ち仕事の中でも、特にアパレル業界は一番キツイのではないでしょうか。

時給の安さ
決して時給が高いとは言えないアパレルのバイト。優先順位として一番が「時給」の場合は期待しない方がいいでしょう。

もし少しでも収入を増やしたいと思うのであれば、派遣や時給アップの為に仕事を頑張る、など考えておくといいでしょう。

服代がかかる
お店によっては着る服を意識しないといけないようなバイト先だってあります。このような場合は服代に月にある程度の出費がかかりますので、デメリットと言えるでしょう。

意外と体力も必要!?
商品の陳列や在庫管理の場面では、段ボール単位で洋服を運ぶこともあるでしょうから、アパレルバイトは意外に体力が要求される仕事であると言えます。

季節によっては残業がある場合も
セールの時期など繁忙期は急に残業を命じられたり、シフトが変わったりと自分の予定が立てにくい点もあります。

土日は勤務の場合が多い
基本的に接客業は土日や祝日に客足が見込めるため店を営業することが多いです。そういった理由からそこで働くスタッフも休日は土日!という訳にはいかないでしょう。

アパレル業界も同じで基本土日は出勤の場合が多いです。例えば週に5日勤務する場合、土日に働いたのであればその分平日に2日休みを振られるといったことになります。

こういったシフトは事前に店長や上司に相談すれば何かと融通はつけてくれるものだとは思いますが、店によってはできるだけ店内がにぎわう土日にシフトへ入ってもらいたいと考えている場合もあるでしょう。

「土日は休みたいな」と思っている人は採用の前にその辺りのことを確認しておくと良いでしょう。

また店舗によっては「土日は絶対に入らないとけいない」ような空気の職場もあり、土日出勤は暗黙の了解になってたりするところも。ある意味ブラックですよね。

バイトでも研修などはある?

未経験の人は特に「自分に仕事が勤まるだろうか?」と不安に感じると思います。では、事前に研修などはあるものなのでしょうか。

店によってさまざまでしょうがいきなり店頭へ出されるといったことはないでしょう。募集要項などを見ても「丁寧な研修有」としているところも多く、何らかの研修や説明があるのが一般的です。

その内容ですが、基本的な挨拶や話す際の表情の作り方、電話応対やクレーム対応などとなります。

また、より実践的な内容であれば、ロープレを行い接客のポイントとして良かった点や悪かった点を意見しあったりするといったことも含まれます。

その後店頭に立つこととなるのですが、お客を目の前にするとなかなか研修どおりにいかない場合もあるでしょう。

研修は研修で重要ではありますが、先輩社員の姿を見て日々勉強をし続けるといった姿勢も重要となってきます。

アパレルバイトの評判まとめ

これまでアパレルバイトのメリットやデメリット・仕事内容等に触れてきましたが、誰しもに勧められる仕事かというと一概にそうとは言えないようです。

バイトでも本当に「おしゃれが好き」「服が好き」の人に向いている仕事だと言えます。

傍から見ると華やかな職場のように映りますが、時給を見ると平均値、またはそれ以下の職場もあるようです。

また、店頭に立つ以上見た目にも気を遣わなければならず、それに伴い洋服代などがかかってしまいそうです。

ただし、おしゃれをすることやお客と話すことが好きという人、将来自分の店を持ちたいと思っている人にとっては向いている仕事だと言えます。

厳しい場面、辛い場面もあるでしょうがその分やりがいに変えることができるのではないでしょうか。

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