バイトの悩みといえば疲れた時、タイプ別おすすめ対処法を紹介

バイトとはいえ仕事をしている以上体に疲れは感じてしまうものです。普通に考えても数時間はバイト先で拘束されますので、誰でも疲れって出ますよね。

しかし、ある程度の疲れは仕方ないものの「バイトを辞めたい」「もうバイトには行きたくない」と感じてしまうほど精神的にも肉体的にも追い込まれてしまう場合もあります。

もちろんその他にも疲れたと思うような理由はたくさんあるでしょう。では、そうなる前にどういったことに気をつけていけば良いのでしょうか。まずは疲れを感じてしまう原因から見ていきたいと思います。

バイトがしんどい…疲れる理由とは

精神的ストレスなどによる疲れ
職場での対人関係やお客への対応、ミスをしてしまい過度に怒られるなど精神的に疲れてしまう場合もあります。また、単純作業を繰り返すような仕事内容であったり、自分は一生懸命働いているのにふと周りを見たら仕事をしていない人がいたりするとそれだけでドッと疲れが増してしまいそうです。

人は相手の考えていることまでは見えないものですから、精神的な疲れはなかなか理解されにくいという一面があり、例えば「疲れた」と口にしたとしても「いや、皆疲れているから」と一蹴されてしまう場合もあります。

悩みやストレスを抱え続けてしまうとあれこれと考えすぎてしまってなかなか眠れなくなってしまうケースも考えられます。睡眠時間が短かったり眠りが浅かったりすると翌日に疲れは残ってしまいます。

それが原因でまた疲れてしまい結果としてその日も眠れない。このような負のスパイラルに陥ってしまうと精神的にも肉体的にも慢性的な疲労を感じてしまうことでしょう。

対処法としてはまずは精神的な悩みの原因を知った上で改善できるようにすることです。例えば日々怒られているのであれば、怒られている理由を知り、なるべく改善するようにしましょう。

なかなか仕事が上手くできない、という悩みの場合はスムーズに仕事をこなせるように努力してみる、などです。人間関係の場合はバイト先の友人・上司に相談する、などもお勧めですね。

しかしどうしても上手くいかない場合もあります。そんな場合はあっさりとバイトを辞めてしまうのも一つの手段です。「自分はこの仕事に合ってなかった」と思いスパッと辞めてしまうのアリでしょう。

バイトって求人サイトをご覧いただけるとお分かりでしょうが、常に募集しているぐらい求人はたくさんあります。

一つのバイトに執着するのもいいかもしれないですが、いろいろなバイトを経験するのも、これからの人生で役立つと思いますのでお勧めです。

責任感が強く頑張りすぎによる疲れ
人一倍頑張りすぎて疲労を感じてしまうパターンについてです。もちろん仕事に対して誠実に取り組むのは良いことなのですが、責任感が強すぎる人は小さなミスも許さずに完璧な仕事を目指しがちです。

仕事をする上で一定の責任感はもちろん重要ですが、他の人が気づかないような細かいところまで気にしたり、全く他人の助けを借りずに仕事をしたりすると、周りと比べて疲れの度合いは高くなるでしょう。

責任感が強く完璧主義者の人はこういった傾向にあります。当然尊敬もされるでしょうし、会社からも信頼されるでしょうから一概に悪いことであるとは言えません。ただし、本人の気づかないところで疲労は蓄積されている場合もあります。

また、周りからの期待に応えようとさらなる努力をしてしまうこともあるでしょう。自分への過度のプレッシャーは精神的に病んでしまう原因にさえなりかねません。

対処法としては「適度に手を抜く」ことをおすすめします。手を抜くことは悪いことのように思えますが、イメージとしては「100点満点を目指すのではなく80点程度で良しとする」といった感じです。

適度に手を抜くことができればいつもよりリラックスした状態で仕事に臨むことができるでしょう。当然疲労度も下がりますし、体に余計な力が入っていない分効率よく仕事をこなせるかもしれません。

働く時間(拘束時間)による疲れ
バイトに関して働く時間、拘束時間が長いというのも疲れの原因として考えられます。学生であったり副業としてバイトをしたりする人は、本業がある為バイトに関わっている時間についても注意が必要です。

例えば掛け持ちや本業が休みの日に目いっぱいバイトを入れる、残業を多くするといったことを続ければ収入はそれだけ得られるでしょうが、その分体を酷使していることになります。

また、移動時間も関係してくるでしょう。バイト先が遠ければ遠いほど移動をしている時間は長くなりますので、自由に使える時間や帰ってから休む時間は当然ながら減ってしまいます。

移動手段にバスや電車を使っている人は車内で眠ることもできるでしょうが、完全に体を休めることはできません。

夜遅い帰宅時間になってしまうと何もすることができず文字通り「寝て起きるだけの生活」となりかねません。それではどんどんと疲労がたまっていくことでしょう。

対処法としては勤務時間を減らしたりするのもいいでしょう。ですが勤務時間を減らしてしまうと月の稼ぎは減ってしまいます。その場合は時給が高いバイトに切り替えたりするのもいいと思います。

また出来るだけ移動時間などを減らし効率よく働く為にも、家から近い近所でバイトを探してみるのもアリです。

近所(地元)でバイト探しをするメリットやデメリットって一体?

両立が困難になったことによる疲れ
例えば平日でもバイトを入っている方もいますよね?そんな方は昼間は学校で勉強や部活動、夕方(夜)からバイトとこのような生活スタイルになっていませんか?

特に受験勉強を控えた時期などは勉強を第一となってしまい、また部活動も朝練など忙しくなることによって、バイトという存在が厄介な存在に変わったりするケースもあるのです。

対処法としては無理なくバイトをする為に、シフトを減らしたりして調整するのがいいでしょう。また出来るだけ融通の利くバイトをするのがベストになります。

単純にバイトのし過ぎ(肉体的)による疲れ
意外と多いのがバイトのし過ぎによる疲れ。バイトが楽しくてしょうがない、という方もいるでしょう。バイトで思いっきり稼ぎたい!と思っている人も多いですね。

しかし頑張りすぎるといくら若くても「疲れ」が出てきます。しかしこのような疲れは単純に体を休めるだけでOKですので、なるべく体を休める時間を作りましょう。

バイト疲れしている時、疲れを取る方法とは

良質な睡眠をとる
やはり疲れを取るためには「睡眠が一番!」とする人も多いのではないでしょうか。そこでぐっすりと眠れるような環境を整えることを考えてみたいと思います。

基本的には十分な睡眠時間を確保することが一番なのでしょうが、睡眠の質を高める方法としては以下の方法が考えられます。

・早寝早起きを心がける
・就寝中は部屋を暗くし、眠る前には強い光を浴びない
・就寝前に軽めの運動を行う
・入浴し血行を良くした状態で眠りにつく
・寝る前の飲食はほどほどにする

このようなことを心がけて睡眠の質を高めると、自然と疲れなどもマシになってくるでしょう。ただ、なかなか一気に改善しようとなると難しいですので、徐々に出来るところから改善することをお勧めします。

何もしない日を作る
若い時は何をしても楽しいものです、バイトをして、友達と遊んで…などいろいろと楽しいことって山ほどありますよね。しかし遊んだりしても疲れは溜まってしまいます。

そこで何もしない日など、ゆっくり出来る日を作るのがいいです。ゆっくり出来る日を作れば、部屋でゴロゴロと漫画を読んだりして日々の疲れを癒すのもいいでしょう。

DVDなど映画を部屋で観たりテレビを観たり…出来るだけ体を動かさず、自宅でゆっくり過ごすのがお勧めです。何もしないとストレスなどもなく、体力の回復など期待できるでしょう。

好きなことをして気分転換
気分転換をするなど新たな気持ちで仕事に臨むのも効果的です。自分へのご褒美として高価な買い物や食事をしても良いでしょうし、休みの日は自分の趣味の時間に充てるのもありです。

「毎日が仕事ばかり」となってしまっては精神的にも参ってしまいがちです。まずは自分が気分転換できるようなものを見つけると良いでしょう。

友達と遊びに行くなどもいいですし、ゲームをしたり車やバイクでドライブをする、などもいいでしょう。

「辛い仕事の後は楽しいことが待っている」と自分へのご褒美を目標にすると、疲れの感じ方も変わってくるのではないでしょうか。

マッサージやお風呂などでリラックス
最近ではマッサージ店など増えてきました。しかも結構安い値段で施術してくれるのでお金もそこまでかかりません。リラックス効果もありますしお勧めです。

またお風呂などをゆっくり入ってリラックスするのもいいですね。自宅のお風呂でも構わないのですが「スーパー銭湯」などですと足を思いっきり広げてリラックスできますし、またジェット水流で肩や腰などのマッサージや岩盤浴などでリラックスも可能です。

最近はスーパー銭湯など行く人も多くなってきているようです。

バイトに行く気分が乗らないとき

長くバイトをしていると「今日は行きたくないな」など気分が乗らない時って誰でもあると思います。このような時はどうすればいいか迷ってしまいますよね。

気分が乗らないときについては、あまりお勧めはできませんが「ズル休み」するのもいいかもしれません。ズル休みをしたことがある人は意外と多いです。

ズル休みをすると「気分がスカッとした」となる場合もあります。またズル休みはちょっと…というような場合は「体調が悪いので早退させてください」というような、早退をするというのもいいかもしれません。

ですがこのようなズル休みなどをする場合は、バイト先の状況にもよりますので注意が必要です。もし忙しい時期、人手が足りないような状況ならばするべきではありません。

また「ズル休みがバレる」と解雇など厳しい処分などが科せられる場合もありますので、リスクを知った上でするようにしましょう。

疲れが我慢できなければ辞めることも視野に

バイトに疲れてしまう理由やその対処法への感じ方は人によってさまざまでしょう。上手く対応できる場合もありますがそうはいかない場合も考えられます。

仕事である以上「みな頑張っているし疲れているのだ」とはよく言われますが「自分ひとりで対応しよう」と思ってしまうと最悪身体を壊してしまう危険性も考えられます。

そうなってしまっては元も子もありませんので「続けるのは難しいかな?」と思ったら職場の上司に相談するなど、辞めることを視野に入れるのも大事となってくるでしょう。

辞めるのは勇気が必要ですが、正社員とは違いバイトですので、そこまで気にしなくてもいいです。いざ辞めてみると「もっと早く辞めとけば良かった」と思ったりするものですよ。

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