高校でバイト禁止だけど働くとバレる?っていうかバイト禁止の理由って何?

高校生になると何かとお金がかかるもの。スマホ代もそうですが「生活費が欲しい」「服など買いたい」などがきっかけでバイトを始めたいとする人も多いことでしょう。

しかし問題になってくるのは親の許可もそうですが、学校がバイトを禁止としているかどうか。バイトが禁止になっている高校ってかなり多いでしょう。

でも良く「バイト禁止だけどバイトしているよ!」とか友達などに聞いた方もいると思います。そこでココでは働くとバレるのか?という疑問やバイトを禁止している理由についてお話したいと思います。

そもそもバイトを禁止している理由とは

高校で「バイトは禁止!」となっている学校って多いと思います。でも「何で禁止なんだろう?」と思いますよね。バイト禁止の理由として主に「学業優先」というのが挙げられます。

高校の頃は勉強して、成績を良くして大学に進学して欲しい、という思いなどがあると考えられます。バイトをする時間があれば、その時間を勉強の時間に充てて欲しい、という感じでしょうか。

また高校生がバイトをするとなると基本学校が終わってから、約10時までのバイトになるでしょう。5時~10時の5時間などでしょうか。10時にバイトが終わっても帰宅するのに時間がかかり、結局帰宅時間は10時30分頃となるケースが考えられます。

そうなると夜に出歩くことになりますので、犯罪などトラブルに遭遇したりする場合も考えられます。また帰宅してもここから食事やお風呂となると、家で勉強する時間が深夜12時頃からとなり、勉強がおろそかになってしまいます。

私立など進学校の場合はこの「バイト禁止」というのが厳しくなっているケースが多いです。もちろん勉強を優先にしなさい、という意味ですね。

まだ他にも理由は考えられますが、主にこのような理由により高校でバイトが禁止されています。

バイトがバレるとどのような処分になる?

万が一バレてしまったとき、厳重注意や反省文を書くだけで済むのならまだ良いのですが、停学などの処分が課されてしまう場合もあります。

さすがに退学処分というのはよほど厳しい学校しかないでしょうけど、例え注意を受けたとしてもその後の進路にも関わってくることですので、そういった危険性があるということは十分に認識しておくべきでしょう。

バレると生徒指導室に呼び出しがかかり、説教されその後は特別指導になり、皆と一緒にクラスで授業などを受けるのではなく、別の部屋で1人反省文を書いたり勉強をしたりするというケースが多いです。

バイク禁止が見つかった時のような感じですね。また処分の厳しさについては学校によります。気になる方は校則などをチェックしておくといいかもしれません。

尚、どうしてもやむを得ない事情によりバイトを始めたいとするならば、まずは担任の先生に相談することをおすすめします。

また高校によっては許可を取るとバイトOK、というような高校もあります。この場合は必ず許可を取ってからバイトをするようにしましょう。

学校にバレずにバイトをしたいけど大丈夫?

原則、学校側がバイトを禁止としているならばそれに従う必要がありますが、さまざまな事情から何とかバレずにできるのであればバイトをしたいと考えることもあるかと思います。

実際の話として、学校に内緒でバイトをしている高校生はたくさんいます。ですが完全にバイトをしているのがバレない、というのは無理でしょう。少なからずバレる可能性はあります。

しかし「バレる可能性を少なくする」というのは可能です。ですのでバイト禁止の高校生がバイトをするとなると、出来るだけバレないようなバイトを選びましょう。

バレないようなバイトって?
バレる可能性を低くするためには、仕分け作業や調理補助などのあまり表に出ないバイトや工場での勤務が考えられます。このようなバイトですと人と接するのは従業員だけですので、基本安心出来るでしょう。

ポイントとして「人目につかないバイト」をするのがベストだと言えます。

接客業はお勧めできない
コンビニやファミレスなど人気のバイトですが、このようなバイトは接客をする場合があります。例えばコンビニですとレジですね。またファミレスなどですとオーダーを聞きに行くこともあるでしょう。

このようなバイトは「人と接する」バイトになりますので、知り合いに遭ったりひょっとすれば学校の先生に遭ったりするケースが考えられます。ですので接客業をするのは控えておくと無難かと思われます。

しかしバレる可能性は少なからずある
自分から積極的にバイトをしていることを周りに話さなければ、バレないだろうとしてしまうのは少々危険です。

外で働く以上第三者の目に触れてしまうことは避けられないので、バレる理由としては、ほとんどそこからの理由となります。

働く場所や仕事内容によってはバレてしまう可能性を低くすることは可能でしょうが、必ずバレないというわけではないということには注意が必要です。

主にどんなことが原因でバレてしまう?

働いているところを見られた
まずは直接現場を見られてしまうケースが考えられます。レジ打ちやホールスタッフのような接客業ではお客と触れ合う機会が多いため、よりバレてしまう危険性は高まります。

目立たないように離れた場所で作業していたとしても、従業員の名札から分かってしまうこともあります。先生によっては見逃してくれる場合もあるかもしれませんが、現場を見られた以上弁解の余地はありません。

ありがちな状況のように感じられますが、バイトがバレる理由としては一番避けたいものであるとも言えます。

うわさや告げ口
先生にだけ見つからなければ良いのかというと必ずしもそうとは限りません。友達やその親、または友達の友達から巡り巡って学校側にバレてしまうケースも考えられます。

仲の良い友達なら口止めをしてくれるでしょうが、うわさはどこでどう広がるか分からないものです。また近所の人などが、その高校がバイト禁止である学校と知っていて、親切心から学校へ報告がいってしまう場合も考えられます。

外で働く以上第三者の目は必ずあることなので、そういった危険性もあるということには注意が必要です。

自分が原因でバレる
自分から積極的に「○○でバイトしてるよ」と話すことは少ないでしょうが、話さないよう意識しているつもりでもついつい口に出てしまうこともあり得ます。

急に勤務場所周辺の地理や働いているお店について詳しくなり、それを何気なしに口走ってしまうケースです。

また、お金の使い方が派手になったり放課後急ぐように帰ったりと、いつもと違う行動から周りの人たちに不審がられ、それが原因でバレてしまう場合もあるでしょう。

毎日顔をあわせている人からすれば、それがほんの少しの変化だとしても案外気になるものです。「先生や友人・知人に会わなければ大丈夫」とは限りません。

自分でもあまり気づかないような些細な変化から発覚に至ってしまうケースも考えられます。

親でバレる
これは珍しいケースかもしれませんが、担任の先生から自宅に電話がかかってきて親が出た。しかし自分はバイトに行っていて留守の状態。

先生が「〇〇君いらっしゃいますか?」と言うと親が「今バイトに行ってますけど…」とついつい言ってしまってバイトがバレた。このようなケースでバレる可能性もあります。

高校から離れていればバレない?

働く場所に関してですが、高校から近ければ近いほど知っている人に会ってしまう可能性は高まるでしょう。では、高校から離れた場所であれば必ずバレないものなのでしょうか?

確かに知っている人に遭遇してしまう可能性は低くなるでしょうが、全くゼロというわけではありません。先生はその高校近辺に住んでいるとは限らないからです。

もちろん生徒も遠くから通ってくる場合もあるでしょうから、通っている高校から離れた場所にバイト先を設定したとしても絶対に安心できるとは言えません。

決してバイト先に嘘をついてはいけない

高校でバイトが禁止になっていて、バイトの面接の時に「通っている高校はバイト大丈夫?」などと聞かれた場合は素直に答えましょう。

なぜ嘘をついてはいけないのか、というのは例えばですが採用されバイトをすることになったが半年後、学校にバイトをしていることがバレて辞めなければいけなくなった。

突然辞めるのでシフトなどを組んでいる状態では周りに迷惑がかかってしまう、という状況になるからです。面接時、素直に答えても面接官から「バイト禁止なのになぜ面接に来た?帰れ!」という人はほとんどいないです。(稀に怒る人もいるかもしれないですが)

ですのでバイト面接の時は嘘をつくのは良くありません。また他にも面接の際に嘘をついてはいけないことがありますので、以下のページをご覧ください。

バイト面接で嘘をつくのはマズイ?やはり正直に答えるべき?

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