バイト募集していないお店で働きたい場合どうする?電話で聞くのは失礼?

バイトをしたいと思った時、自分が気に入っているお店を思い浮かべたりしませんか?雰囲気がよくて感じのいい店員さんもいるし、そこでバイトできたらいいなと思いますよね。

また将来的に働きたい職種などのバイトなどを高校生の頃からはじめておきたい!という気持ちの方もいるでしょう。でも、そのお店をネットで調べてみてもバイト募集はしていない。

このような時って諦めるしかないのでしょうか?しかし諦めるのはまだ早いですよ!ひょっとすればバイトできるかもしれません。

ココでは「バイト募集していないお店で働きたい場合」について、こんな時にどうしたらいいのかをご紹介します。

まず募集をしていない理由について知ろう

ではなぜ「バイトの募集をしていない」のでしょうか?理由を挙げると複数ありますが、ここでは主に割合的に多い理由についてご紹介します。

人材が足りている
バイトを募集していない理由の多くは「人手に困っていないから」に尽きるでしょう。少人数で間に合っている場合もあるし、辞める人が少ないのかもしれません。

それだけ働く環境がいいということにもなりますよね。人材が足りているということは、比較的人気が高いバイトといってもいいかもしれません。

募集してたが終了した
タイミング悪く募集が終わってしまった場合のケースもあります。終了しても色々な事情で新しい人が辞めたりすればチャンスもあります。

人手が必要な時に連絡をもらうように頼みたいところですが、相手を煩わせることになりますし自分の状況がどうなっているかわかりませんよね。

募集が終了してしまった場合はあきらめて次の機会を待ちましょう。

資金的に募集をするのが難しい
大手の求人サイトや良くチラシなどで見かけるような求人広告を出すには、多少なりともお金がかかります。掲載料は勿論、どのぐらいの期間出すかなど雇う側には煩わしいことなのです。

その上、申し込みに対応する時間も作らなければなりません。時間を作ったとしても求めている人材に当たるとは限らないので、募集を出さないでいることも多いのです。

この場合は募集をしていなくてもバイトの人材を求めている可能性が高いです。

主な理由を3つ挙げましたが、このような理由により求人誌などに出稿していないと思われます。しかしバイトの募集を実際はしているケースもありますので、まずはお店に行ってみることをお勧めします。

一度お店に行ってみて募集があるか調べる

先ほど求人広告を出すにはお金がかかると言いましたが、ではこのような資金的に厳しい時、または少しでも経費を削減したい場合、お店などを経営している人はどのようにしてバイトを募集しているのでしょうか?

このような場合、結構多いのが「張り紙」をしているケースです。良くお店のドア付近、または窓ガラスなどに「アルバイト募集」という張り紙を目にしたことってありませんか?

実際張り紙にてバイトを募集しているお店も結構あります。ですのでもしバイトをしたい!というお店があるのであれば、まずは一度お店を訪ねて募集が出ていないか探してみましょう。

ですがこの時張り紙をしているのでしたら、バイトの募集について聞くのはいいと思いますが、もし張り紙などをしてない場合、お店に行ったついでに「バイト募集しているかどうか?」をその場で聞くのはおススメしません。

出来れば張り紙をしている場合でも、お店が混雑しているなど状況によっては避けるべきです。

バイト募集しているか聞く場合は電話が無難
例えば忙しそうじゃなかったので聞いてみようかな、と思っても実際は表から忙しそうに見えなくても凄く忙しい場合もあります。またバイト募集していないケースや担当の方が留守のケースもあります。

このような場合は対応が難しいので、もし聞いてみたいと思うのであれば電話で聞くことをお勧めします。タイミングによってはその場で聞いてもいい場合もありますが、電話で聞くのが無難です。

電話で問い合わせする場合の注意点

バイトの募集について聞きたい場合、電話をかけると思いますが、それでは電話をする場合はどんなところに気をつければいいのでしょうか?

ポイントとして4つを紹介してみました。

静かな場所&電波のいい場所を選ぶ
携帯でかける時は雑音がない静かな場所、電波がクリアなところを選ぶのがベストです。電話をしている時、周囲がうるさいと相手は聞きづらく感じますし、印象も損ねてしまいます。

電波状態が悪いと音が途切れることもあり、言いたいことや聞きたいことが伝わりにくくなってしまいますよね。

忙しい時間帯は避ける
電話をかけるタイミングとして忙しい時間を避けるのは常識です。飲食業は勿論ですが一般の業種でもランチタイムは外したほうがいいでしょう。

とはいえ、忙しい時間帯は業種によって色々なので、電話をかける際に「お時間よろしいでしょうか」と一言断りを入れるのがいいですね。

大丈夫な場合はそのまま話を続け、駄目な場合はかけてもいい時間を聞いてかけなおしましょう。

明るく丁寧な言葉遣い
電話では声と口調でしか印象を残せません。明るくしっかりした口調、礼儀正しく丁寧な言葉使いで好印象を持ってもらえるように心がけましょう。

「お忙しいところ申し訳ありません」と冒頭と最後に言うのがベストです。明るい声でも早口だとわかりにくいことがあります。はっきりと区切りをつけながら話しましょう。

話は簡潔に
だらだらと話が長くならないためにも、あらかじめメモを書いて準備しておきましょう。

電話で聞く事柄はバイトを募集しているか、しているなら面接をしているか、面接に行ってもいい日時はいつか、など3つぐらいに絞っておき簡潔にすませるのがベター。

項目の下に書く場所をあけておくと聞いたことをメモできます。日時は確認のために繰り返すことも大事です。

電話の最後にはお礼の言葉を忘れないようにしましょう。もし募集をしていなくても話を聞いてくれたことへのお礼は丁寧に。

電話をする際はメモ帳と筆記用具を準備しておきましょう。もしくはメモができるスマホなどのアプリを立ち上げておくのもいいでしょう。

ひょっとすればメモを取らなくてはいけない連絡事項を言われるかもしれません。そんな時にすぐに対応できるようにしておくことがベストです。

その他、電話でのやり取りについては以下のページを参考にしてみてください。

バイト応募の電話のかけ方はとても簡単!抑えておきたいポイントを紹介

お店に問い合わせをするメリットやデメリット

バイト募集をしていないお店に問い合わせをするメリットとして、雇う側が募集したいと思っていた場合はライバルが少ないことが挙げられます。

応募人数が少ない(もしくはゼロ)ので好印象を与えられた場合は採用される可能性が高いです。上手くいけば、自分自身がしたいと思っていたバイトに就けることもメリットでしょう。

デメリットとしては情報が少ないことが挙げられます。求人広告がない状態なので条件がわからないまま面接に臨むことになってしまいます。

問い合わせの電話でそこまで聞くのは失礼になりますし、自分の望んだ条件に合わないこともあり得ます。メリットとデメリットをわかった上で問い合わせしましょう。

バイト募集していないお店で働きたい場合のまとめ

バイト募集をしていないように感じるお店でもバイトをしている場合もあるので、気になるバイトがあればまずはお店に行き、バイト募集の張り紙などないかどうかチェックすることも考えておきましょう。

電話で問い合わせするにしても相手にいい印象を残す、失礼な言葉は使わないのが基本です。好印象を持ってもらうことはどんな場合にも役立ちますので、日頃から電話のかけ方や言葉遣いに気を配りたいですね。

また電話をする時間帯なども気をつけなくてはいけません。忙しい時間帯などにかけるのではなく、ピーク時を避けた時間帯に電話をするのがいいでしょう。

バイトの募集をしていなくても諦めないでこのように行動に移す、ということをすると場合によっては大きなメリットとなるので、一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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