覆面調査のバイトは自由、楽で簡単に稼げるって聞くけど本当?


※本ページはプロモーションが含まれています

覆面調査員のバイトって特殊ですよね。ですが比較的自由に仕事ができて、楽して稼ぐことができる!という話を耳にした方もいるでしょう。

話だけ聞くと是非やってみたい!となるのですが、実際はどうか良くわかないですよね。あまり募集などもしていないし、実際に働いたことがある人も少ないですし。

そこで今回は「覆面調査員のバイトの実態」について書いていきたいと思います。

覆面調査のバイトとは?

覆面調査員のアルバイトとは飲食店や理美容店に来店し、お客として接客を受け商品やサービスについて調査をするバイトで、ミステリーショッパー、ミステリーショッピングとも言われます。

覆面調査はお店側には「覆面調査員が来店する」ということは知ってません。ですが店長だけが知っているケースなどはあります。仕事的に探偵みたいな感じですね。

「普段はどのような状況か?」ということを調査することが目的なので、基本的には調査目的で来店していることを従業員に知られてはいけません。

基本的に仕事内容は簡単なものばかりになっているので、誰でも出来るような感じです。

サービス利用目的の案件もある

店舗に来店するのではなく、自宅で食品や化粧品などの商品を注文し、食べてみた、あるいは使ってみた感想を報告する、いわゆるモニターアンケートも覆面調査のアルバイトのひとつとされているようですが、実際には調査することを目的としているのではなく「商品を購入させること」を目的とされている場合が多いです。
他にも「保険の無料相談」「FX口座開設モニター」など、調査をせずにサービスを受けるだけで報酬が手に入る案件がありますが、やはりこれらも「契約」や「利用」を目的としており、本当の意味で覆面調査とは言えません。
覆面調査員のアルバイトを探していると、このような覆面調査とはかけ離れた案件が含まれている企業(リサーチ会社)もあるので、本来の覆面調査員という仕事を希望の方は注意が必要です。

もともと覆面調査は、企業が調査会社に特定の店舗の調査を依頼し、プロの調査員がチェックし結果を報告、それをもとに企業が店舗改善に取り組むというのが一般的でした。

しかし現在、覆面調査といえばバイトが行っているケースがほとんどで、バイトが自分の行きたい店や興味のある店を選び、指定された評価項目にしたがって調査を行います。

企業にとって覆面調査は「お客のリアルな感想を得られる」という点で、サービス業を中心に広く普及しています。

覆面調査員のバイトについてのギモン

自由で楽に働けるって本当?
覆面調査員は業務委託という雇用形態がほとんどですから、報酬は「給料」ではなく「謝礼」としているリサーチ会社が多いです。コンビニやスーパーのアルバイトのように働くわけではないので、仕事をするのもしないのも完全に自由です。

家から近い案件だけをこなすということも可能ですし、服装も原則として自由です。但し、時間指定(午後の5時~10時の間)などの指定はあったりします。

これは夕方からのバイトを対象とした調査など、色々と理由があり時間指定などのケースもあります。もちろん曜日指定などもありますが、他のバイトよりかは比較的自由にできるバイトだと言えます。

例えばバイトですと勤務時間が「朝9時~16時」など決まっていることが多いですが、覆面調査のバイトなら時間の指定が無い限り、お好きな時間に自由に行って調査するだけです。

仕事内容が楽かどうかは仕事内容にもよりますが、基本自分の希望するような案件を選ぶのであれば楽でしょう。但し案件の中には「車での来店不可」など決まりがある案件もあります。

この場合、電車など公共交通機関を利用して行くのですが、遠い場所などですと面倒と感じる時もあります。

このように「自分好みでない案件」を受けないのであれば、楽な仕事となるでしょう。

また覆面調査員になるには特別な資格も要りません。調査に必要なものは、スマホがあれば十分です。覆面調査員のアルバイトを始めるためのハードルはかなり低いと言えます。

このように一般的なバイトよりも気楽に仕事をすることができるのが、人気の理由の一つでもあり、自由で楽に働くことができるといえば出来る可能性が高いです。

人によっては苦手な場合もある
実際働いてみると調査をした後に調査内容をレポートにまとめ提出、という作業があります。調査の報告作業ですね。これが結構細かくたくさん項目があり、面倒に感じる部分かもしれません。

このレポートの作成は好き嫌い(向き不向き)などがあると思われますので、覆面調査員の仕事が楽かどうかはこの「レポートの作成」が鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。

レポートの作成が苦手でしたら「楽に働くことができる」という訳でもありませんので注意しましょう。

覆面調査員というのがバレないように!
覆面調査員ということがばれてしまっては正確な調査が出来なくなります。当然、調査中に手書きのメモを取っていると怪しまれます。

記憶力に自信のなる方ならメモを取らなくても大丈夫かもしれませんが、自分の記憶だけでは不安という方も多いと思います。そういった方はスマホやタブレットのメモ機能を利用すると自然だと思います。

万が一バレてしまった場合は、報酬のカットや同じような案件の仕事が貰えないなどのケースもありますので十分注意して調査を行う必要があります。

また最初の頃は緊張してしまうかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。数回経験すれば慣れるでしょう。

結構稼げるって聞くけどどう?
また「覆面調査員は稼げる!」という話を耳にしたことがある人もいると思います。ですが現実はなかなか厳しく、覆面調査員として生計を立てるのは難しいです。

なぜそこまで稼ぐことができないのか、というのは「希望しても仕事が出来ない可能性がある」というのが現状です。簡単に始められる覆面調査員のアルバイトですが、すぐに調査が出来るとは限りません。

ココでは「リサーチ会社」に登録をしての覆面調査員として働く話になりますが、登録が終わると、次は自分が希望する案件に応募をします。

案件ごとに応募条件は異なります。案件によっては女性のみ、男性のみということもあります。他にも、高級外車ディーラーの覆面調査の案件で軽自動車での来店不可、エステサロンの案件でエステ体験の経験がないことなど、応募条件があるため対象とならないことも多いです。

そして注意したいのが、あくまでも「応募」なので確実に選ばれるという保障がないという点です。選ばれるかどうかは、抽選や先着順というところが多いですが、リサーチ会社によっては案件に応募する際、志望理由や意気込みを求めるところもあります。

ハッキリとは分かりませんが、選ばれる基準として、過去の実績も考慮されているかもしれません。また登録している人が多いので、それほど仕事も回ってこないというのが現状です。

月に3~4件できればいい方でしょうか。1件の報酬が2000円ですと、単純に3件なら6000円程度です。

極端に「仕事量がない」というのが残念な点となっています。ですので覆面調査員の仕事については「副業」として気楽に楽しんでしている人が多いのが現状です。

色々なお店に行って、いろいろな食べ物を食べて…ついでにレポートを作成して、と楽しみながらできる副業、という位置づけになっていると思われます。

どうやって覆面調査のバイトを探すのか?

覆面調査のバイトは多くのweb求人サイトで募集されており、求人を見つけること自体は簡単です。しかし、実際にバイトをして給料を得るまでにはいくつかのステップがあります。

一番初めにしなくてはならないのが登録です。覆面調査員のアルバイトは求人を見たら分かりますが、勤務形態は業務委託となっているケースがほとんどです。

ですが稀に雇用形態が「アルバイト」となっている求人もありますが、このような求人は応募が殺到してすぐに募集を打ち切りにするケースが結構多いです。

また求人を出している企業(リサーチ会社)に応募すると、メールなどで登録案内がきますので、それに従って登録を行います。お勧めのサイトとしては、

などがあります。バイトルやタウンワークなどはまず求人サイトから応募をする流れとなります。

覆面調査のチェック項目って?

案件に当選されるとチェック項目など、調査の詳細が通知されます。ほとんどの場合、一定の期間内で自分の都合のよい日時に調査出来ますが、案件によっては時間が指定されていることもあります。

滞在時間は1~2時間程度、長時間要する案件は滅多にありません。チェック項目はアンケート形式の場合が多く、自分が感じたままに回答すれば問題ありません。

ですが回答の仕方として、例えば「接客態度が悪い」といったような回答はNGです。この場合「○○という店員が、勤務中に××をしていて来店の挨拶がなく不快に感じた」といったように具体的に回答する必要があります。

他にもチェック項目は案件や調査する店舗の業態により異なりますが、挨拶や言葉遣いなどの接客に関する質問、店舗の清掃状況や整理整頓がされているかなど、50~100問程度の項目があります。

また、飲食店では「キレイに盛り付けられているか」「提供された温度は適切か」など、料理の内容に関する項目や「特定の料理を注文して写真を撮る」という場合もあります。

中には店員に言いにくい項目(質問)もあります。例えば、靴屋の案件で「買う気を見せておいて実際に買わなかった場合の店員の態度を見る」という項目がありました。

実際店員を呼んで「他にも気になっている靴がある」と言ってそちらも試着します。そして最終的には「やっぱり両方要りません」と言わなくてはいけない仕事内容でした。

普通の神経の持ち主なら非常に言いにくいセリフだと思います。このように、普通のお客であればしないようなこともする可能性があるので、調査で一番大切なのは不自然な行動をしないことです。

また店舗での調査が終了したら報告をします。報告の際に提出するのは、チェック項目のレポート、来店証明(レシート)、必要に応じて写真が主です。

提出はほとんどの場合web上で行うようになっており、登録先の専用ページから提出というケースが多いです。レポートに関しては質問の答えになっていない場合や、内容が不十分だと再提出を求められることがあります。

覆面調査員のメリットやデメリットは?

メリット

  • 自由な時間を使って働ける
  • 楽しんで仕事ができる
  • いろいろなお店でいろんな体験ができる

デメリット

  • 仕事が少ない
  • あまり稼げない
  • 文章を書かなくてはいけない(レポート提出のため)

覆面調査員の仕事はこのような感じになっています。やはり何でも楽な仕事というのは無いわけで、覆面調査員も向き不向きがあり絶対に楽という訳ではありません。

興味があれば一度チャレンジしてみることをお勧めします。

関連記事